AB6IXアルバム5NALLY雑感
以前にupした内容ですが、加筆修整し別記事にしました。
5NALLY雑感
AB6IX初ツアーの映像化にあたり、改めてこのツアーに関連するアルバムである5NALLYについての感想総括です。
ツアーというメインディッシュに、オマケとしての"アルバムという形でソロ音源&MV公開"だと、当初は認識していました。しかしメインがぶっ飛んだ(笑)(←笑えない)結果、2月3月のメインお楽しみに昇格。このリリースなかったら真っ白スケジュールになる所だったネ。
kpop界隈はソロでも豪華MVが溢れていますから、そこと比較すると見劣りするMVであることは否めません。投入資金とMVの出来は比例しませんが、資金なりに世界観の緻密さやスケールのデカさを作れます。まだドル事務所としては新興勢力。今はこれで精一杯なんだろうなあと思います。
個人的には、本人動いてる映像に曲流す程度かなとハードル低かったので、ちゃんとしたMVだ!と感心しました。しかも5本も。制作元わかってないですけど、多分同じ所かなあ。画面の質感や効果の使い方等、全体的にすこーし似たものがあるような気がします。
ところで私は当初、今回のアルバム企画に対して全肯定しにくいものがありました。AB6IXはまっさらの状態からのデビューではなく、ワナ2+MXM2+追加1でのスタートでした。故にファンのベースは結成前からの各単推し*1。なのでまだしばらくは、個別売りよりグループでのケミを見せる方向にして、各単推しを箱押しに仕向ける戦略を事務所は取るべきと考えてたので。
でも蓋を開けると、一人一人の個性を認識する良い機会となりました。音源だけでなくMVがあることで、各自の感性をより掴めました。人数が5人と少なめなので、メンバー全員分をチェックできる物量なのが助かります。*2。関連動画含め計107分の供給は、ツアーが延期になった寂しさを埋めてくれました。この供給をくれた事務所やメンバーに感謝です。この約1月に及ぶ供給が無かったら、2月3月つまらなかったろうな。
ただ、順位やら再生数やらの数字については、内心気になってしまいました。You TubeのMVはどれも公開1週間程で200万回再生行くと、後は緩やかになる傾向。コレ何なんでしょうねえ?初週にファンが頑張って回してるのか?また再生数=個人人気では無いし、再生数と評価数も比例しないし。音源、You Tube、vliveでの再生数等にもバラツキがある。各媒体の数字を比較してみても、法則性がよくわかりません。
You Tubeの再生数のみで言うと、公開1-2週で最も勢いがあったのはヨンミン。出足が鈍かったウジンMVがいつの間にか追い上げてました。トータルではデフィMVがじわじわと数字上げてます。ざっくり約300万再生×5人=1500万再生と考えると、まあまあな結果なのかな?事務所の数字目標は、いかほどだったのでしょうか。音源は正規アルバムほどでは無かったようです。余計なことですが、今回の音源+MVのアルバムで利益出るのか心配しちゃいますよ。
各ソロ曲については、デビュー初年度のこの段階で、音楽性含めやりたいことがここまで個々に確立しているんだなと。そりゃー自分の曲を披露したいですよねーと思いました。ソロ制作&披露が、メンバーのモチベーション維持やガス抜き効果にもなってそう。今後も毎ツアーでソロを披露し、各々の今見せたいコトの変遷を見るのが楽しみです*3。
また、各ソロとは別にグループ内ユニットも今後の積み重ねを楽しみにしています。アルバム6IXENSEではボーカル組/ラップ組での曲が収録。これが恒例となるのかどうか。別の組合せならどんな曲来るかな?とも思います。
最後に改めて、デフィソロ曲について。記事書いた時にはこの曲は好みド真ん中では無いと思ってたのに、思いの外リピっています。推しの曲だからって効果はデカい笑。
これまでの彼の歌詞は、特にバラードで儚げさ・繊細さを強く感じます。強く扱ったら壊れてしまいそう。君のお陰で僕は存在するよ、離れないで…と訴えるイメージ。20歳前後の男子にしては、「大人はわかってくれない!」「頭のカタイ大人なんか!」「窮屈な現実社会なんてク○くらえ!」みたいな思春期らしい叫びとは縁遠いなと。そういう拗らせを飛び越えて、「僕はこうだから見て」と自信ありげに宣言する曲できたのが、面白いなあと思います。自作ドルならではの変遷が今後も楽しみです。
以下5NALLY主な記事