磯の鮑

備忘録

200227 デフィMV他

※記事整理のため再up

推しについて語ることはとてもやりたいことではあるのに、推しだからこそ言葉が出てきません。冷静に見られず、思考停止気味に。本来は曲そのものの評価をしたいのに、思い入れのあるドルの作品については、どう関わったかどう本人の意思を反映させたか等、周辺情報に引っ張られて判断の眼鏡が曇るのがいけません。

更にコロナ関連でバタバタし、ついでに花粉症でボケっとなってていけません(本当に困ってます泣)。が、次のMVまでには!と書き上げました。3/3アップ。

 

2/25デフィMVティーザー

https://youtu.be/jltvDpmfdyI

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前2人のMVから、ソウルコンでの衣装や演出がMVの下敷きになっているのは明白。なので予想どおり、ばら!バラ!薔薇!!!なMVのよう。予算はバラに費やしました!かも?雰囲気は耽美的な世界になりそう。そういうの恥ずかしくて正視できない方なので、いつの間にそんなことをする子のファンになったんだろう?と我ながら不思議です。彼がブイラで、今回MVの自分に満足だと話していました。彼が自分の美意識の世界をどう表現するか、とても楽しみです。


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このゆっくり顎を上げるシーンがとても好き!

(追記:MVではこのシーンがめっちゃ一瞬で残念)
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2/26デフィSPECIAL CLIP

https://youtu.be/QZFPWDtZvJI

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前髪上げて帽子の格好で、街中を散策しご飯してます。普段のブラついている様子のよう。彼は辛い物好きだねえ。そして食べる時はけっこう大口開けて、いかにも男の子だなあ、ってが可愛いです。食べな食べな〜ってなっちゃいます。

これまでの2人の流れを見ると、火曜日mvティーザー、水曜日vlog、木曜mv公開、金曜mvメイキング数日してコンカにビハインド写真、の流れがあるよう。工夫してますね。

スタッフはそれが仕事といえばそれまでなのですが、好きな子達を売り出そうとたくさんの人達が関わって、色々考えて工夫してくださってると思うと、とても有難いことだなあと思います。

ファンの側でには伝わらない/伝えるべきではない、様々な事情もあるだろうと時には類推します。この事務所は、大手のような潤沢な資金がある訳ではなく、アイドルを手掛けるのにも慣れてない、と感じることはあります。故に事務所のやり方に賛否ある部分も。

今回のツアー含め、芸能の世界は先が読めず、事務所の理想通りには行ってないことも諸々あるだろうなと。が、事務所のアレコレとは別に、どこも現場スタッフは一生懸命やっていると思うのです(どこのドルもそうでしょう)。なので、その人達の思いに報いる為にも、諸々のことがうまく行くといいなあと思います。

 

2/27デフィMV公開

https://youtu.be/yN1_Z6bYL-k

youtu.be


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3人目のMV公開!タイトルのrose,scent,kissは略してロセンキ。*1
MVはまず冒頭で30秒以上のセリフ+本人登場なしの字幕。セリフはソウルコンでのものと同じかな(たぶん)。次に本人が登場し踊らずAメロを歌うのみ。このじっくりした入りは、冒頭15秒で客を掴むべしというYou Tubeの世界にあって、MVだから許される贅沢だなと。
スタジオで踊るシーンと薔薇の中に横たわるシーンの2つで構成(この動と静の対比はMVではよくある構成)。前者は黒白赤、後者は緑白赤の世界。薔薇の葉・茎の緑の画面映えが素敵。薔薇をテーマにすると花弁の赤色が強調されがちですが(このMVのスタジオシーンでも花の赤色のみ)、個人的には赤と緑の対比が薔薇の魅力。緑が生命力の類の象徴に見えます。
スタジオ撮影という共通点のあるウンくんMVと比較すると、ダンスシーンより、本人のバストアップや立ち姿が多め。ソウルコンのチッケムでは、サビのダンス(右手をピーンと上げておろす振りを毎回する)が非常に印象的でしたが、カット割が細かいのもあって、このmvではその振りはそこまで強烈な印象はないかな。ダンスよりも本人の強い眼差しが脳裏に残ります。人に頼らず自分の道は自分で切り開いていく意思の強さ。本人はそんな自分の姿をこのMVに残したいんだろうなと思いました。
思ったよりデジタルな世界で展開が早くて、好みド真ん中のmvではないなーというのが正直な所。でもとても本人を綺麗に撮っていて、流石本人が撮影に満足しただけのことはあるなと思いました。細身の身体、スラリとした手足といった美しいスタイルにうっとり。薔薇の園で横たわるシーンの構図・色味がとても好きです。また、大輪の薔薇を背景に踊る場面も好き。1輪の薔薇というのが彼そのもののイメージに重なります。高貴で孤高な魂。
明るくノリよく、自分のやりたいことやるよ♪ってのではなく、至って真剣に重々しく自立宣言をする作品に仕上げたのが、つくづく彼の真っ直ぐさだなと。この彼の美意識の世界は、大衆受けするものではないでしょうが、ハマる人にはハマるレアな個性だと思います。ニッチな所のカリスマになる素質を感じます。
年寄りとしましては、若さから来る頑固さ一途さを感じる作品でもあります。彼については、知った当初は精神的にやや脆そうな子だなと思ったのですが、今は当時の自分の想像よりはタフそうだと思っています。なので若さ故の危うさという程では無いのですが、そんなに肩肘張らなくてもいいよー力抜いてーと言いたい気分になったりもします。ここから今後どういう歳のとり方をするのか、非常に惹きつけられます。

 

2/28デフィMVメイキング

https://youtu.be/ezKUS3fwA1A

youtu.be


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時折見せる笑顔がとってもかわいいいいい!MVではクールな眼差しだった花畑にゴロンの場面も、ここでは花畑からひょっこり出したお顔がそーきゅーと。私はまだセクシーよりキュート派だと再確認。MVでカッコイイ姿を見せてるからこそのギャップ萌えですかね。メイキングで楽しそうに撮影していると、充実した仕事ができて良かったねえという気持ちに。
英語字幕をざっくり解釈すると、本人アイデアでダンサーさんに黒いリップして悪口を比喩し、それでも咲く花をイメージしてるそう。曲についても、自分は自分の道を行くという意味と同時に、前へ進もうという人を応援する意味もあるそう(ざっくりそんなニュアンス)。耳にグリッターつけてキラキラしてることにも意味があるかもしれない。衣装の白スーツに血飛沫が散っていることについては前に言及があって、傷つけられても進むというような意味があるのだったかな?*2とにかく色々考えてるのに感心します。
惜しむらくは、これらはMVではあまり気がつかないという点。せっかく込めた意味をわかるようにMVで強調して欲しかった気はします。が、こういう裏に込められた意味は、深読み/考察好きなファンが副次的に楽しむものという傾向もあるかな。

 

 

*1:本人が絵文字でこのタイトルを表すのに薔薇ローションキスとしたのをファンがロロキだねーって言ってたら、本人からロロキじゃなくロセンキ!とありました笑

*2:個人的には白生地に赤い血を見ると、乙女が純血を汚されて大人になる…ということを連想してしまう。